教員として毎年4月に新しい学年の子どもたちを迎えるたび、はっきり感じていたことがあります。それは幼児期に「よく遊んだ」という経験が豊富な子は、授業の始まりから落ち着いて取り組み、集中が切れにくいということです。
ここでは、私の教室での具体的な場面と、おすすめの「おもちゃのサブスク」を紹介します。

小学校に入学すると、ほとんどの保護者さんが「集中して授業に取り組めるか」「じっと座っていられるか」という心配をされます。実はここに「幼児期の遊び」が大きく関わっているんですよ。
教室で見えた「遊びの貯金」:こんな力に表れます
-
集中の持続:10分→15分→20分と、学期が進むほど伸びやすい
-
自己調整:うまくいかない時にパニックにならない・急な変更を受け入れられる
-
ルール理解と社会性:順番・貸し借り・役割交代がスムーズ
-
言語化:「なぜ」「どのように」など、理由や状況を説明ができる
-
巧緻性・空間認知:はみ出さずに塗れる・まっすぐ線が引けるなどの作業で、やり直しが少ない
どれもテクニックではなく、遊びの中で自然に身についていく基盤です。
エピソード①:電車遊びに熱中していたAくん
Aくんは幼稚園時代、電車やレールづくりが大好きで、自然と身についた空間認知力はピカイチ!また、試行錯誤を楽しむ遊びの経験から、集中して作業に取り組むのが得意でした。

図工や生活科でも、一際目立った作品や観察シートを仕上げていました。立体感にこだわったり、植物のつくりをとことん観察したりと、楽しみながらもしっかりと学習に取り組める子でした。
エピソード②:ごっこ遊びが大好きだったBさん
Bさんはお店屋さんごっこや人形遊びが得意。国語の音読劇では、台詞の抑揚や場面の切り替えが自然にできました。また、普段の会話での友だちの発言を最後まで聞く姿勢もバッチリ!ごっこ遊びのなかで、相手の気持ちを想像する力が育っていたのだと思います。

学級会でも自分の考えをしっかりと述べられる姿も立派でした。お友だちへの心配りもでき、保健室に付き添ってあげる優しいBさん。目立つタイプではないけど、クラスみんなから頼りにされていました。
エピソード③:外遊びで体を思い切り動かしていたCくん
Cくんは公園での鬼ごっこやボール遊びが日課。授業では姿勢が崩れにくく、書く・消す・写すといった細かな動作の切り替えがスムーズ。体育だけでなく、図工でのはさみ・のりの扱いも安定し、周囲に流されず自分のペースを保てました。

特別支援教育でも、体を大きく使って運動することは大切だと考えられています。運動することが体幹や目と手の協応、持久的な集中力に効いていると実感した例です。
集中力や落ち着きの基盤を家庭で育てる:「おもちゃのサブスク・Cha Cha Cha」をおすすめする理由
-
初月1円で試せる:まずは様子見から始められる価格設計。継続のハードルが低い。
-
知育のプロが選定+学研ステイフル監修プラン:発達段階に合う“今ちょうど良い”玩具が届く。5歳向けの学習特化プランも用意。
-
カタログから“好き”をリクエスト:届くのを待つだけでなく、親子で次のおもちゃを“選ぶ体験”ができる。
-
壊れてもパーツ紛失は弁償不要(本体紛失は対象外):思い切り遊べる安心設計。
-
年齢別に狙いが明確:0–6歳で、粗大運動→微細運動、記憶・規則性、社会性・自己表現へと段階的に伸ばす設計。
-
受賞歴で安心:「千葉元気印企業大賞」“地球環境・社会貢献企業賞”を受賞(2025/4/1発表)。
-
入れ替え制で新鮮さが保てる:飽きにくく「自分でやってみたい」が続く。
もちろん、サブスク以外にも遊びの環境づくりはできます。ただ、忙しいご家庭ほど、無理なく継続できる仕組みとしてサブスクが働いている印象でした。一緒におもちゃを選んだり、次のおもちゃの到着を楽しみにしたりと、サブスクならではの楽しみもたくさんです。
さらに子どもの伸びを加速させるために、手順を言葉にすること(「どう進める?」)と、切り替えの合図(「別のやり方は?」)の声かけをすると◎。毎回じゃなく、時々で十分です!
「Cha Cha Cha」の注意点(デメリットと対策)
-
初回は到着までタイムラグ
申込後、ヒアリングフォームの受理から“発送まで”1週間〜10日。急ぎで欲しい家庭だと待ち時間が気になることがあります。 -
交換は“自動配送”ではない(申請制)
2か月ごろが基本サイクルだが、自動で届かないためマイページから交換申請が必要。見逃すと交換が延びがち。 -
リクエストは“1回3点まで”、在庫次第で代替
1回の届け(6〜7点)につき“在庫があるものから3点まで”。在庫が無い場合は類似の代替品になる。 -
紛失・大破は例外的に弁償が発生
通常の破損・パーツ紛失は弁償不要だが、本体のみ紛失は上限1,000円、全体/本体紛失は買取扱いなどの例外あり。 -
離島などは送料別途のケース
原則送料無料だが、離島等は別途費用の記載あり。
対策:地域条件を事前確認。 -
返送資材の保管が必要
到着時の段ボールを返却時に再利用するため、保管スペースが要る。
対策:玄関収納に“返却セット置き場”を作る。
まとめ
幼児期の「よく遊ぶ」は、学齢期の「学びの土台」になります。教室で目にしてきたのは、難しい問題が解ける以前に、座る・聞く・待つ・試すといった安定した基本行動の重要性。そしてその多くは、日々の遊びの中で自然に身につくという事実です。
ご家庭の状況に合わせて、道具選びや環境づくりのひとつに「おもちゃのサブスク」を取り入れるのは、有効な選択肢だと感じています。
[▼おもちゃのサブスク・Cha Cha Chaを試してみる▼]
コメント